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Barock engraved Goblet c1680-1700 Germany
¥198,000
1680年~1700年初のゴブレット。 ヴェネツィア由来の造形美と中欧で流行りつつあったエングレーヴィング装飾の見事なグラス。ヴェネツィア以外でもやっと透明度の高いグラスが製造できるようになり、それぞれの地域の独特な表現でグラスが製造できるようになった時期をよく捉えています。ステムが長く、ボウル部分は決して大きくない17世紀のバランス感覚で、ドイツまたはボヘミアで製造されたお品です。エングレーヴィング装飾自体はルネサンスの名残も垣間見れ、それがバロックの大胆さと相まって独特の迫力を醸し出しています。 中央には2本のイトスギが彫られています。「死」や「永遠」を象徴しますが2本のイトスギは二人の永遠性を表していると考えられ、また、ラテン語による「NEC TEMP ORA MUTANT」(時は表情を変えない(時が流れても面影を変わらない))という言葉も鑑みて、深い絆を表すグラスとなっています。このラテン語の言葉は16世紀に流行した「時代が変わり、我々も合わせて変わる」といった格言を変形させた言葉と考えられます。 この背景には当時流行していたバロックの考えであるヴァニタス(栄華は時代の変化によって消え去る虚栄さ)やメメント・モリ(人は必ず死ぬという死と隣り合わせ)といった考え方が背景にあり対比的に表現されています。 当時はまだ透明度の高いグラスをつくるのは試行錯誤の時代だったため、この時期のグラスの多くはクリズリング(アルカリ成分の不安定により起こる細かなひび割れ)を起こします。こちらもまたクリズリングが起きていますが、それもまた時代の証明です(実用向けではございません)。 高さ 25.3cm
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Baccarat Forme 8587 Taillegravure 9009 Roemar glass
¥77,000
バカラの1907年カタログ掲載モデル「Forme 8587 jambe taillee pied etoile a flammes taillegravure No.9009」のレーマーグラスです。 バカラの一般カタログモデルとしては高品質なモデルです。同じ「8587」の形状としては有名なモデルとしてマレンヌがありますが(マレンヌの装飾はNo.9006)、マレンヌ同等、花の表現力などを考えると、それ以上に高度なタイユグラヴィールです。 グリーンの被せガラスで、その上からカットを施しております。 高さ 19.3cm
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Liberty & Co. enamel silver spoon set
¥143,000
19世紀末以降、英国工芸において欠かせない存在であるリバティ商会(Liberty & Co.)。アーツ&クラフツ運動からアール・デコまで英国工芸の重要な担い手であり続けました。 こちらはアール・デコのデザインで、幾何学的なデザインと、鮮やかなギロッシュエナメルが施されたこの時代らしい銀器。グリーンとブルーのグラデーションが美しいデミタススプーンです。 6本セットです。 長さ 10cm
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"Milchglas" Teabowl & Saucer 18th century
¥93,500
1700年代半ば頃のガラス製ティーボウル&ソーサー。流通量は少ないお品。18世紀の乳白ガラスカップというとエナメルによる花絵ものが多い。しかしこちらはどちらかというと17世紀からの流れであるマーブル模様の美しいデザイン。 乳白ガラスや装飾手法は直接的にヴェネチア由来で、1700年初頭に開発された西洋磁器に触発され、ガラスでもティーボウルを作ったもの。ただ図案的には元のデザインは清朝磁器、灑藍釉を意識していると思われる。 古代からのイタリアのガラス史の流れと、東洋磁器への憧れ、西洋磁器の開発という新しい流れ、そういった様々な流れが合流して作られた。 また、時代がロココのせいか、バロックのような重厚さはなく、どことなく軽やかさがあります。光に透けるとチンダル現象で鮮やかなオレンジに輝きます。これが見事に美しい色合いです。 一般的にスイスのフリュエリ(Fluhli)やドイツで製造されたといわれています。ただ、このようなガラスはフランスやボヘミアなどでも当時製造されていました。
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Sèvres "fleurs et fruits" bowl 1804
¥165,000
セーヴルの花絵ボウル。 花絵のセーブルらしい定番の散らしですが、周辺部のガーランドに枝を用いているのがこのデザインの特徴です。 『Napoléon Ier et Sèvres』 (Feu et talent, 2016)によると、この「fleurs et fruits」と記録されたサーヴィス(1807年に追加分)は、サザビーズにてナポレオン・ボナパルトの弟リュシアン・ボナパルトが保持していたとボナパルト家に伝わり出品されたとあり、リュシアン・ボナパルトのサーヴィスとされています。 花絵のセーブルらしい定番の散らしですが、周辺部のガーランドに枝を用いているのがこのデザインの特徴です。
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France glass plate c1780
¥55,000
18世紀後半、フランスのガラスプレート。 フランス(もしくはボヘミア)で製造されたお品です。型吹きにより凹凸のある形状をつくり、中央部分にカット装飾、縁周りにエングレーヴィング装飾を施したお品です。吹きガラスにより大きな平らなお皿を作るのは技術が必要であり、こちらは直径26cmとかなり大きさのある皿にも関わらず綺麗に製造されております。中央の円形と線状を交互に彫るカット装飾はボヘミアの得意とするカット装飾ですが、フランスではボヘミアンガラスの流行の影響でボヘミア風のガラス(ファソン・ド・ボエム)が製造され、その可能性が高いお品です。周りのエングレーヴィング装飾は拙さをかんじさせるものの、当時の流行したデザインのパターンです。 同様のガラスプレートはフランスのイル=ド=フランス、オーブ県、フランス東部で同型、北ボヘミアのハラフ工房に類例がございます。
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Greek Pinched rim Oil lamp
¥38,500
ギリシャやキプロスなど地中海沿岸で製造されていた古代の開放型オイルランプ。 摘み縁(pinched rim)とか三角帽(cocked-hat)と呼ばれる形状です。ソーサー型と言っている例もあり、年代によって、微妙に形状が変化していきます。このオイルランプは紀元前4~2世紀頃。 まだ閉鎖型のランプが流行する前で、普通の皿では火は面で広がってしまいますが、このランプは火を一点に制御する最初期にもので、火をただ灯すのではなく、従わせるものとしての形でした。 テラコッタ製。
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France Verre Bourguignon 18th century
¥33,000
18世紀後半、フランスのグラス。 ブルギニョン(Bourguignon)と一般的に呼ばれる、18世紀のフランスで、広く普及していたグラスです。ブルゴーニュワインを飲んでいたからそう呼ばれるという説もありますが、実際にはなぜブルギニョンと呼ばれているかはわかっていません(当時は大きさ別にわかれていたわけでもありません)。 フットは縁を折りたたんだフォールディドフットとなっており、全体のバランス感の美しさがあるグラスです。 形状的に、直接的にはドイツ系からの影響によるものです。当時のフランスのドリンキンググラスは、イギリス系とドイツ・ボヘミア系の系統に多く分類されます。 18世紀末のクリスタルガラスの開発によりそのスタイルは一変し、この手のグラスは製造されなくなっていきました。
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Netherlands opaque twist glass c1760
¥33,000
SOLD OUT
1760年代~1780年頃のオランダのグラス。 白色のガラスをステムにツイスト状に入れたオペークツイストグラス(Opaque twist glass)。 もともとイギリスで流行したもので、ヴェネチアンガラス由来のレースガラスを、ロココの時代にステムにデザインしたグラスです。その影響で南ネーデルラント(オランダ・ベルギー)でも特に製造されました。このグラスも南オランダで作られたグラスで、2種のツイストを使用したダブルシリーズオペークツイスト(DSOT)です内側に2スパイラル、外8本の細い線を組み合わせた2スパイラルのつくりとなっています。18世紀ツイストガラスはシンプルですが、口がトランペット型になっており、とても趣のあるグラスです。 クリスタルガラスではございません。
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Fraureuth "Putte mit Blumen auf Sockel" figurine 1923
¥88,000
ドイツの窯、Fraureuth(フラウロイト)のフィギュリン「台座の上で花を持つプットー」。 釉下彩のこの時代らしい色合い、そしてアールデコの幾何学的な表現、そしてなにより花束を重そうに持つプットーの姿と、その表情。 デコらしいデザイン性や色合いはこの時代らしいつくりですが、なによりもこの姿勢と表情が独特です。古典的だと花束は豊穣や幸福感的な意味合いが強く、プットーは無邪気でその花束で戯れるような形で表現されますが、その真逆で、花束は非常に重たいもののように表現され、それを持つプットーの表情は無表情に近いです。 1920年代という時代背景を考えれば、第一次世界大戦直後、敗戦国となったドイツ社会において、新即物主義(Neue Sachlichkeit)が流行した時期です。それまでのような誇張された感情表現や理想化された人間像が忌避され、感情の抑制、冷静で即物的な表現が重視されました。この人形の姿勢や表情も、そうした同時代的感覚を色濃く反映したものと考えられます。 フラウロイトは一時期はドイツでもトップクラスの大手磁器工房にもなり、芸術部門も備えていました。デザイナーからの下請けで作ることもありましたが、この人形はフラウロイトの自社デザインによるお品です。
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Sèvres "fleurettes" bowl 1804
¥110,000
SOLD OUT
セーヴルの花絵ボウル。 セーヴルの記録として「fleurettes」と記されたサーヴィスで、1805年8月14日、ヘントのブランケール氏が購入したモデルとして特定されています。ただ、デザインは不明ですが、同じ名称「fleurettes」サーヴィスで1804年6月29日にヴーヴ・リシャール婦人が購入しており、こちらの可能性も捨てきれないかもしれません。ただ少なくともデザイン的にはブランケール氏のほうは特定されています。
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François Labat silver Bonbonnière c1900
¥121,000
SOLD OUT
フランス、François Labat工房の銀製ボンボニエール。 アイリス(アヤメ)をモチーフにアール・ヌーヴォーの影響を受けたデザインの大振りなボンボニエール。 この工房の刻印は1897年1月19日に登録され、1920年1月23日まで使用されていました。 パリのモンモランシー通り43番地にあった工房です。
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J. & L. LOBMEYR "MARIA THERESIA" glass 1910
¥66,000
SOLD OUT
オーストリアのガラスブランド、ロブマイヤーのグラス。 1910年にシュテファン・ラートによってデザインされた、ドリンキングセットNo.206「Maria Theresia」(マリア・テレジア)のグラスです。その名の通り18世紀半ばのマリア・テレジアの時代に流行したシレジアやボヘミアのガラスを再現したモデルです。複雑で美しいキレのあるカット装飾に、繊細なバロック様式のエングレーヴィング技術を施したグラスです。カットとエングレーヴィング装飾の相乗効果で非常に美しく見えるのが特徴です。 リキュールサイズ。 残り1客です。
